納車2週間程度で新車から1000km超走ってしまったため、エンジンオイル・オイルフィルタの交換を実施しました。
エンジンオイル・オイルフィルタはYSPの一ヶ月点検で交換してもらいたかったのですが、なかなか予約が取れず(かなり繁盛しているようです!)、もう走行距離が1000kmを超えているのにツーリングを控えている状況なので(新車は納車後1000kmまでにはオイル交換しておきたい)、自分で実施する事にしました。
エンジンオイル・オイルフィルタ交換
必要なもの
- エンジンオイル
今回はオイルフィルタも交換するので、MT-07の場合は2.6リットル必要です。
Repsolの10W-40のRACING(100%化学合成油)の4リットルボトルを用意しました。
2りんかんで5,995円。Amazonより安いですね。 - オイルフィルタ
純正が良かったんですが、ショップに売っていなかったのでキジマの互換品(105-833)を購入。2りんかんで1650円。 - オイルジョッキ
- 廃オイル受け
エーモンの5リットル入るもの。 - ドレンワッシャー(M14)
デイトナの3個入りのもの。
2回に1回はドレンボルトも同時に交換した方がいいようです。 - オイルフィルタレンチ
デイトナの64mmのもの。 - 工具
17mmのスパナが一本あればいけますが、ドレンボルトを外す時結構固かったので、できれば長めのメガネレンチかトルクレンチがあるとベストです。
下準備
気温に応じて数分アイドリングしてオイルを温めておきましょう、という記載をよく見ますが、今回はエンジンオイルを買いに行って帰って来てから30分くらい放置してから作業を実施しました。
降りてすぐだとエンジンオイルが熱々で火傷する可能性があるので気を付けましょう。
オイル抜き
ドレンボルト取り外し
バイクの下に廃オイル受けを置いてドレンボルトを緩めるだけです。
短い17mmスパナで外しましたが、かなり力が必要だった(規定締め付けトルク43Nm)ので、長めのメガネレンチがあった方が楽に作業できると思います。
外すと勢い汚れたエンジンオイルが排出されていきます。
オイルフィルタ取り外し
ドレンボルトを外してオイルがある程度抜けたら、今度はオイルフィルタレンチを使ってオイルフィルタを外していきます。
こちらは締め付けトルク弱め。
ドレンボルト、オイルフィルタ両方外すとこんな感じで汚れたオイルが廃オイル受けに溜まっていきます。
5分程度放置してポタポタ垂れる程度になるまで待ちます。
ちなみにオイルフィルタレンチがオイルフィルタにがっちりハマって外れなくなりがちですが、もう一度取り付けて締めたり緩めたりすると取れます。
もしくはデイトナのオイルフィルタレンチであれば、M10ボルトを用意しておいて、表からねじ込めばオイルフィルタを押し出して外す事もできます。
出てきたオイルはご覧の通り真っ黒です。
ちなみに新車から1000km走りましたが、鉄粉がキラキラ光って見えるという事はなかったですね。
ドレンボルト締め付け
オイルが抜けきったら先程外したドレンボルトに新しいドレンワッシャーを付けて(ワッシャーの本体側に薄くオイルを指で塗ってあげます)、外した時と同じトルクで締め付けてあげましょう。(ねじ切ったら大変な事になるので締め付けすぎは注意です)
トルクレンチがあれば43Nm。
オイルフィルタ取り付け
こちらも本体側に薄くオイルを塗って上げて締めてあげます。
トルクレンチがある方は17Nm。
エンジンオイル注入
エンジンオイルキャップを開けて、オイルフィルタ交換時の規定量2.6リットル※を注いでいきます。
※オイルフィルタ変えない時は2.3リットル
入れすぎると抜くの大変なので、徐々に継ぎ足していきましょう。
最悪入れすぎてしまった場合には抜けるように長めのスポイトを用意しておくといいかもしれません。
注入後はバイクを水平にして点検窓をチェックし、オイル量が規定ライン内にあればOKです。
一人で水平にして確認するのは大変なんですが、乗ってスマホで点検窓を撮影すると楽です。
いったん規定量まで入っている事を確認したら、2,3分アイドリングしてオイルをエンジン全体に回しましょう。
その後改めて規定量を確認し、ライン内に水位が収まるよう確認・調整します。
交換後
きれいなオイルが見えるようになりました。
翌日やしばらく走ったあとは、オイル漏れが無いか点検するようにしましょう。