今日はクルージングメインの日になりました。
時間の関係上ほとんどバイクでは走っていません。
間に合うのか?! 日本一周…
昔から気になっていた離島があります。
その昔石炭の採掘により世界一の人口密度を誇るほど発展し、エネルギー革命とともに人は離れ、棄てられてしまった無人島、端島です。
その軍艦のような見た目から古くより軍艦島と呼ばれ、石炭採掘の施設や社員住宅など、埋め立てを重ねて島にはびっしりと建物がひしめいていました。
人のいなくなった今でも、一部の木造建築を除き、建物は廃墟となり当時の生活の様子を窺い知る事ができます。
そんなロマン溢れる軍艦島に上陸したい!
テレビで見てからずっと気になっていました。
上陸は原則禁止されていましたが、2009年4月から公式の上陸ツアーがスタートし、一部安全区間のみ侵入できるようになりました。
しかし倒壊のおそれがある建物内部には一切侵入できません。
少し遠くから眺めるだけ。
それではつまらんだろう! と思い、次の様な行動に出ました。
08:40 出航
胸を弾ませ、まずは端島近くの離島、高島に向かいます。
高島までは、長崎港よりフェリーで30分程度。往復2000円弱。
伊王島
リゾート地として名高い伊王島です。
途中停まりますが、そのまま高島まで乗り続けます。
多くの乗客はここで降りてしまいました。
高島上陸
三菱創設者? の方の銅像です。
このあたりは造船所などもあり、至る所に三菱のマークを見る事ができます。
スーパー
島一つのスーパー。
とても田舎チック。軽くホームセンターも兼ねているような感じ。
軍艦島上陸に向けて一応非常食などを購入、。
公園
高島南西部にある公園。
公園と呼んで良いのかと思うくらい荒れ野のようになっていますが、一応ベンチなどがあります。
ちなみに高島は島全体を一周するのに一時間もかからないくらい小さい島です。
公園より端島を臨む
見えた! 軍艦島!
たしかに軍艦のようです。かなり感動!
船着き場
水がきれい!
島には船着き場が二つあります。
高島もだいたい見終わったので、次にすべきは軍艦島までの足を探すこと。
軍艦島を建物の内部まで含めて自由に散策したい。
しかし、軍艦島に上陸する正規の手段は、一部の安全区間のみの侵入を許されたツアーのみ。
つまり、それ以外の認可を受けていない手段は全て非合法になります。
どうしても自由に散策したかったので、漁船をチャーターしてこっそり上陸する手段を試してみる事にしました。
港を歩き、片っ端から漁師風の方に声をかけ、お願いしてみます。
だいたい2万円程度積めばこっそり送迎してくれるとの情報があったので、そんな感じでお願いしてみるのですが、軒並みNG。
何人もの漁師さんたち全員に断られました。
粘って説得を続けるも頑なに拒否されますが、諦めずにお願いしてみます。
そうすると、どうも2009年4月から公式のツアーが始まったのに伴って、今まで黙認されていた無断上陸の規制が厳しくなったとの事。
要するにツアーの客取るなって事ですかね。
あと人死んだり、こっそり侵入した学生が花火やって大騒ぎになったりで問題になってたみたい。
建物の老朽化もかなり進行していて、実際危険というのもあって、かなり厳しく規制されており、もし見付かったりしたら漁協全体に迷惑がかかってしまうとの事。
そう言われたらもう納得するしかありません。
きっぱりと諦めて、ツアーに参加する事に。4300
はぁ、建物入りたかったなぁ…
ツアーは長崎港発なので、高島から長崎へ帰ろうとします。
が、次の便は一時間半後。
どうしようもないので、海水浴場へ行って泳ぐ事にしました。
海水浴場
水質もかなり綺麗で、ビーチも綺麗。
泳ぎまくっててかなり疲れてしまいました…
水着なんて持ってきてないので、はいていたパンツ一枚で泳ぎました。
人少なかったし!
帰り、長崎市街
斜面都市と言われるだけあって、坂の上に住宅街があります。
この構造こそが美しい1000万ドルの夜景を作っているとかなんとか。
三菱造船所巨大クレーン
ドックは世界最大規模らしいです。
さすが世界の三菱。
伊王島大橋(建造中)
離島である伊王島と本島を繋ぐ橋を造っている最中でした。
これでアクセス良くなって観光客増えそうですね。
13:40 長崎港
ちょうど長崎港へ帰港した数十分後が軍艦島ツアーの出発時間。
思いのほか人でいっぱい。大人気じゃん!
キャンセル待ちを出航時間ギリギリまで粘る。
なんとかチケット取れました!
船内
200人乗りくらいのクルーザーで軍艦島を目指します。
航路は先程の高島行きのものとほぼ同じ。
人、多いです。
甲板から撮影。
ほとんどの建物は、採掘会社社員の社宅です。
木造は風雨でほとんど倒壊してしまっているようですが、鉄筋コンクリート造りの住宅はまだその姿をありありと残しています。
船着き場
ツアーは今年の4月に始まったばかり。
その為に作られた、かなりしっかりとした造りの船着き場でした。
乗客は次々と上陸し、一旦広場で集合させられ説明を受けます。
歩ける部分は全て柵で囲まれ、足元も全て整備されていました。
ただ、10メートル先には紛れもなく昔栄えたままの建物の廃墟があります。
驚いたのは携帯の電波が入った事。しかもバリ3で。
基地局測位してみるとどうも本島からの電波を拾っているよう。
基地局からおよそ直線5km程度。
よく考えたら高島ともほとんど離れてないし、絶海の孤島ってわけでもなし、見通しも良い小さい島なんだから届いて当たり前か…
キャリアはdocomoです。
まるで映画の世界。
ここで昔多くの人が生活していたというから驚きを隠せません。
「軍艦島」たる所以
端島南西から見た様子は、まさに軍艦そのもの。
軍艦島西側より
廃墟となった社宅が所狭しとひしめいています。
端島は本当に小さい島です。
そこに5000人超が集まり、その人口密度は世界最大だったと言われます。
軍艦島に関してはあまりに興奮して写真撮りまくってしまったので、特設ページを作りました。
撮った写真全部載っけてあるので見てみてください!
軍艦島特設ページ
一応念願の軍艦島に上陸は出来たので、よしとします。
いつか密かに上陸してやる…
だいたい周遊、上陸含めて3時間のコース。
長崎港に戻った頃には17時近いです。
急いでバイクに乗り、東方へ。
次なる目的地、熊本を目指します。
が、時間も遅く、今日は熊本入りは難しそうなので雲仙あたりでキャンプする事に。
なんとか日没前に雲仙の白雲の池キャンプ場に到着。
キャンプ場は1000円と割高ですが、サイトも広く、綺麗だったのでまぁ妥当な価格なのでしょう。
自分以外には一人似たようなライダーさんがいらっしゃいました。
せっかくなので一緒に夕食と温泉に行く事に。
だいぶ仲良くなって、バイク交換して走ったりしました。
乗らせもらったのはカワサキのW650。
こういうクラシックなアメリカン?ぽいのに乗ったのは始めたのですが、ハンドル幅が広い!
二気筒ですが、ドコドコいって低回転だとエンストしそう…自分のCBの方が全然乗りやすかったです。
食堂
トルコライス
長崎名物二点。
腹減ってたので両方食べてしまいました。
雲仙よか湯
キャンプ場のすぐ近くにあります。
このあたりはそこら中硫黄臭く、期待が高まります。
湯は適温で、かなり匂いの強い濁り湯です。
かなり暖まれました! 気持ちよかった!
明日からはもう9月!
ちゃんと間に合う様にそろそろ距離を稼がないと…
いいなぁぁぁぁぁぁぁぁ軍艦島
ど~でもいいけど、犬と氏家と金井は廃墟マニアだよwww
今夜から鳥取行ってくる
犬さんなら泳いでいっちゃいそうですね笑
商事の力で上陸させてください^^;
砂丘のラクダは良かったです↑
実は私も軍艦島行きたいなーって思ってたの◎いいなぁ(o^-^o)写真で堪能させてもらってます!
>>舩木先輩
良いんですけど、やっぱり建物侵入したいですよね…
船舶免許取って自前のクルーザーで行くくらいしかないんですかね?!
不法上陸したい^^;